「言葉にする願いもあれば、心の中で大切にする願いもある」
誰かと分かち合う願いがあります。そして、うまく言葉にできなくても、ずっと心に残る静かな願いもあります。
このオリーブの木の下には、赤いハートで封をされた小さな手紙があります。まるでとても特別な想いを守っているかのように。未来への夢かもしれません。愛する人への希望かもしれません。あるいは、心だけが知っている願いかもしれません。
その上で、オリーブの木はゆっくりと着実に育ち続けます。根はより深く、枝はよりたくましくなっていきます。そして新しい葉が芽吹くたびに、一番美しいものが現実になるには、しばしば時間が必要だと教えてくれます。
心からの願いは、手でつかむことはできないのかもしれません。
けれども、その願いが育つことを許される場所を与えることはできます。
特別な願いと、それがいつか叶うという希望のためのオリーブの木です。