私たちに跡を残すものすべてが、私たちを引き止められるわけではありません。
このオリーブの木は、その物語の痕跡を幹にはっきりと刻んでいます。年月、天候、変化が跡を残してきました。それでも木は育ち続けています。新しい枝は空へと伸び、新しい葉は光を求めています。
そのそばには、古い陶器の壺が置かれています。一度は割れたものの、丁寧に継ぎ合わされました。金色の線はひびを隠すのではなく、ひびをその美しさの一部にしています。
強さとは、何にも傷つかずに人生を歩むことではないのかもしれません。苦しい時を経てまた立ち上がり、前へ進み、自分がすでにどれほど遠くまで来たのかを思い出すことなのかもしれません。
傷あとが語るのは、過去のことだけではありません。私たちが乗り越えてきたものも示しているのです。
諦めず、何度でも立ち上がり、自分の道を前へと歩み続ける方へ贈るオリーブの木です。